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蓄熱タンク
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焚き火に集う宿泊型ミーティング施設
〔TAKIVIVA〕



群馬県 北軽井沢のキャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」。
2020年9月、焚き火に集う独創的な宿泊型ミーティング施設「 TAKIVIVA」をオープンされました。
ようび建築設計室 は施設内の「SHELTER」と「ReGo」を設計・施工させて頂きました。

「SHELTER」と「ReGo」は築33年のコンクリート造の建物をリノベーションした施設の1階と2階に設置。
1階の「SHELTER」はチェックインの機能を持つ場であり、焚き火を囲むプリミティブで非日常的な屋外空間と繋がる前の、導入の場として設計しました。
都会から来る人々にとって親しみのあるアーバンな雰囲気であることと、天井を取っ払う、開口部を大きく開けるなど、
外部との行き来がしやすい開けた空間であることを意識しています。

2階のREGOは宿泊施設。「静かに内省できる空間」を意識し、天井高をギリギリまで下げる、
光を出来るだけ落とし暗くする、などで洞窟感を演出し、自然と自己との対話が始まるような環境に設計しました。

他にも、運営元である「有限会社きたもっく」様の事業の一環でもある「地場材から薪エネルギーを作り活用する」
を当建物でも実現するために、薪ボイラーを導入。施設内の暖房と給湯を薪エネルギーで賄っています。

それぞれの要素が複雑に絡み合い、利用者の創造性を引き出し新しい可能性
を紡ぎ出す。今までにない価値を生むことが出来る施設となりました。

また、家具・デザイン・アートのトータルなデザインも担当させて頂きました。詳細はこちら

◎「ASIA DESIGN PRIZE 2021」にて GRAND PRIZEを受賞しました。
◎「iF DESIGN AWARD 2021」にてファイナリストに選出されました。

完成:2020年8月
所在地:群馬県吾妻郡長野原町
事業者:有限会社きたもっく