独特の世界観にもマッチする家具の製作
1624年創業、京都の老舗「雲母唐長(KIRA KARACHO)」様とのコラボレーションでは、独特の文様と色合いを持つ唐紙の世界観に木の家具がどこまで溶け込むことができるのかを追求したプロダクトとなりました。江戸時代から続く伝統文化との調和を図りながら、細部までこだわり抜く唐長の美意識に対するルールを守り、現代の空間に合う家具を、作り上げることができました。
1グラム、1ミリ単位でこだわりに応えます
ようびが得意とする木材「ヒノキ」は、非常に柔らかく軽いという特性を持っているため、必然的に繊細かつ精密な加工技術が求められてきました。その技術が時には、家具という枠組みを超え、お客様のお役に立つこともあるという可能性を知ったのが「指揮棒(タクト)」の製作です。
重心、棒のしなり、握り具合、木の材質など、細かい調整と全体のバランスが大切な指揮棒は、指揮者の命ともいえる道具です。ヒノキの加工で磨いた技術力で、ミクロなオーダーにも応え、ものづくりに取り組んでまいります。