グラフィックデザイン・サイン計画

こどもたちに身近にある自然を伝える“サイン”

「サイン」とは、身近な例でいうとお手洗いのマークや、禁煙の表示、非常口の看板など、人が行動するために必要な情報を、目印や標識で伝えるものです。

にしあわくらほいくえんでは、施設各所にあるサインのデザインを担当しました。例えば、教室のサインのコンセプトは「自然の中にある色をつかってつくる」こと。そのため、杉の葉っぱから“緑色”を、見上げた空から“水色”を抽出し、再現。また、オオサンショウウオ、フクロウ、リス、カマキリなど、森の生き物をかたどったガラス衝突防止シールを作成しました。

“西粟倉村らしさ”を追求し、屋内でも自然にあるものを具現化した環境の中で、こどもたちに育ってほしいという思いを込めてデザインをつくりあげました。

モノが育まれた背景を伝える販促物

西粟倉村のふるさと納税事業で、全国へお礼の品としてお届けしている米袋もようびでデザインいたしました。米袋といえば茶色の無機質なものが一般的ですが、美しい山々から流れ出る澄んだ水を使い、丹精込めて育てられた地元産のお米が育まれた環境を、親しみやすく感じていただくことを意識しています。

サインだけでなく、販促物のデザインもイメージに合わせてお受けできます。

グラフィックデザイン(トータルブランディング)

行政のイメージをデザインから一新する

ようびでは西粟倉村のホームページ、看板サイン、封筒、名札など、村のブランディングに関わる制作物を手掛けています。

例えば、ホームページ。西粟倉村のコンセプトである「上質な田舎」をイメージし、独自の取り組みで道を切り拓いてきた村が前に向かって前進する姿をデザインで表現することを考えました。

西粟倉には“ヒメボタル”という貴重なホタルが生息しています。水辺ではなく、きちんと手入れされた森林にのみ存在するという陸生のホタルです。チカチカの黄金色の光を放つ幻想的な姿は、西粟倉の夏の風物詩となっています。

そんな西粟倉の自然からインスパイアされ、ホームページ、そして村内の道案内を示すサインも、ヒメボタルの光を現した“黄色”をテーマカラーに作成しています。

見てもらえる“クリエイティブ”をつくる

私たちの身の回りにはさまざまなデザインがあふれています。そんな中でも“パッと印象に残る”ものはあまり多くないかもしれません。ようびでは、伝えたいことを誰にどうやって伝えるか、を最適化し、デザインで課題を解決する道筋をご提案いたします。